2014年8月26日火曜日

Ableton Pushを買いました!

買おうかどうしようか迷って迷って半年くらい…。
ついにAbleton Live専用コントローラー、Ableton Pushを購入しました。

Ableton Push


箱はこんな感じ。結構大きい。

箱を開けたところ。ワクワクしますね。

説明書。内容はスカスカでした。

PCにつないで電源をON。あまり好きじゃない
AKAIフォント(てきとう)が光ります。

さすが専用機。光る光る。光る5万円強。


で、買った感想なんですが…まず
重い!!

ほぼ3キロですよ3キロ。
片手でひょいっとは持てないです。
見た目よりずっと重たいのでびっくりしました。
MPCの小さいのみたいに持ち運ぶのはつらそうです。


次に
アレジメントビューでは使い物にならなさそう!
セッションビューでループを作るコントローラー、
くらいの位置づけでいいのかも。

調べてないのでほぼ勘ですが、このコントローラー、
アレンジメントビューでは何もできないのでは…。

Liveってデフォルトだと起動時に
アレジメントビューであがってくると思うんですが、
コントローラーからはアレンジメント⇔セッションビューへの
切り替えすらできません。
(これは問い合わせした結果、できないとのことでした。)

pushを使っていくなら、デフォルト表示を
セッションビューにしたほうが便利かもしれません。

新規Liveセットのデフォルトの状態を変える


ちなみに、ほんとに基本的な使い方は意外と
スッと覚えられました。
(又聞きですがメーカーの方いわく、ちゃんと使い方覚えるにはだいたい2週間かかるとか…)

曲を作ってみて、わからなくなったらこのページを見て…
でなんとかループ群を作ることが出来ました。僕でも。

見た目は…
外装がラバーコーティングでめちゃしっかりしてます。
あとツマミはやや重た目。しっかりした作りです。
パッドはベロシティを取るためでしょうか、ゴムの
ブニョっとしたパッドです。
パッドは感度を調節できるので、手の力が
弱い人でも安心かも。

あとどういう仕組みかわかりませんがツマミは
触れただけで反応します。
例)
BPM調整のツマミに触れると、ディスプレイにBPMの表示が出る
エフェクトのツマミに触れると、ディスプレイがパラメータの表示に切り替わる
↑※触れただけでツマミが回っちゃう、という意味ではないのでご安心を…
   動画がないと僕の説明ではわかりにくいかな…。。


パッドが光るのは…
色々光ってるように見えて、実は必要最小限の色数、数しか
光っていないっぽいです。
画面(パッド)構成を覚えてしまえば意外に使うのは楽です。

Ableton Liveを操るコントローラーというよりも、
Ableton Liveのセッションビューをそのまま機械にして
物理的に外に出した、(伝わりますかね…)
という感じなので、Ableton Liveのこのパラメータは
Ableton pushのここに出る、という感じで、
ほぼ1から使い方を覚えないといけません。
最初はヨイショがいりますが、一回覚えてしまえば楽なのかも。

コントローラーに文字の説明がほとんど書かれていないのも
ヨイショがいる要素かと思います。
上にも書きましたが、画面(パッド)構成はAbleton Liveの
構成に詳しい人なら(たぶん)2、3日くらいで
なんとなく把握できると思いますので、ここは
そんなに気にする必要がないかなぁ…

で、僕の個人的な感想なんですが、
やっぱりパソコンは必要。

例えば僕はパッド打ちが苦手なので、リアルタイムで叩くと
MIDIノートにズレが出ます。
コントローラからクオンタイズもできますが、僕の場合
かなりずれたりするので変にクオンタイズされたりで、
完璧にはいきません。
で、結局マウスで直したり。

あと、波形ファイルを持ってくるのはマウスでないとできない
と思うから、音ネタの波形をたくさん使う人なんかは
マウスで波形をDrum rackに当て込み

pushをバコバコ叩いてループ作成

マウスでループを並べて曲に仕上げる

みたいな流れになるのかなぁ。


あとインストゥルメント(pack?)を探すときに
コントローラーだとツマミを回して
一個一個スクロールして探していくんですが、
たくさんあるインストゥルメントの中から、
例えば「なんとかかんとか808」を探すのがわかっているのであれば
ツマミを回すよりも検索窓に「808」と入力して
検索したほうが断然早いと思います。
(検索機能、確かLive9のウリのひとつだし)

あとはインストゥルメントを選択した時に流れるサンプル音
がコントローラーだと出ない!これはなかなかストレス!
コントローラーオンリーだといちいちMIDIトラックに
インストゥルメントをロードして、鍵盤やパッドを押して
音色を確かめて…って感じですかね。
いちいちロードしなくてもサンプル音が流れる機能、
9で初めて体感したときはおぉっ!と思ったもんですが、
まさかこんなところでこんなことになるとは…。。


いろいろ長文を書きましたが、こんな感じです。
でもやっぱり専用機、楽しいです。
細かいことを除けばほぼコントローラーを
見つめながらループ素材が作れます。
気分はDTMの人!楽しい!

でも5万超えはちょぅっと高いかなぁ…。
あ、5万超えとお高いのですが、オーディオ・インターフェースは
内蔵されていないらしく、このコントローラーに
ヘッドフォンは挿せません。ご注意を。

まぁ使ってて楽しいので、細かいことは気にしないことにします(^_^)

2014年5月14日水曜日

EDMイベント「安直」を始めるまでのお話

自分が主催しているイベントの宣伝になるのですが、
5/24(土)にEDM イベント「安直」の2回目を開催します。

一回目はこんな感じのイベントでした。







以下、「こういうのはイベントが数百人規模のものに成長してから言えよ笑」
というような感じのことを書きますが、すいません書かせてください…


■「安直」を考えつくまで
この「安直」は、元をたどれば
(ビッグビートのイベントをやってみたいなぁ)
と思ったことがきっかけだったように思います。

底抜けに明るくて元気の出るビッグビート。
元々ファットボーイ・スリムが好きだったので、
ファットボーイ・スリムのDJ映像を見ながら
そういった欲求を少しずつ、溜めておりました。

で、EDMというジャンルのことを知るんですね。
EDMはとにかくアッパーで、強いキックに強いシンセ
のリフ、単純な展開と、音楽的には陳腐とも言えるかもしれないほど
わかりやすいものです。

こういう、"何も考えずに楽しく聞ける音楽"を聴きながら
何も考えずに踊れるイベントがあったらいいなと
思ったんですね。
週末だけ遊べる遊園地みたいなイベントが。
自分の限界を超えるほど酒を飲んで泥酔して下品にはしゃぐ…
とまではいきませんが(周りに迷惑をかけない程度なら
もちろんいってもいいですが)、ちょっとスマートに
はしゃげるイベントがあればいいなぁと。

で、自分で考えててもしょうがないと思いまして
友だちに相談してイベントを計画していくわけですが、
やはりイベントの準備は楽しいです。
いろんな方と協力しあって一つのプロジェクトを
完遂させる(冠水させずに)喜びは計り知れません。
今回も、かなり楽しみながら準備しています。


■クラブイベントに興味はあるけど行ったことはない方へ…
話がそれましたが私、クラブイベントに興味はあるけど
行ったことはない方に、こういうイベントの楽しみを
知って頂けたらなぁと。思うんです。
ぜひ一度、来て見て味わって頂けたらと思います。

実際に来て(ダメだな)とか(趣味に合わないな)と感じられたら
もうそれはごめんなさいと言うしかないんですが、
とにかく映像や照明がビッカビカ光って
強いキックが体に響いて場にいるみんなが
浮足立って浮かれてるあの空間、
普段暮らしている場所とは全然違うあの異空間を
味わっていただけたらなぁと。

私はクラブで感極まると周りを全然見ずに(真上を見たりします)
踊るのですが、あの
"音楽と自分とスモークと空調の臭いしか感じない感覚"も
感じて頂けたら凄い嬉しいです。


■さいごに
安直 vol.02は以下で開催いたします。
ぜひご来場ください~!

今回は女性は女性割引で、ワンドリンク付き1000円で
ご入場いただけます!

【info】
2014/05/24(SAT)
@nattsu music cafe
16:30 START ※夕方16:30より開催です

DOOR :2000yen
ADV :1500yen
WOMAN:1000yen
(すべてワンドリンク付)

【Member】
[DJ]
みーとくん
cacco
crank
Q

[VJ]
novu
kwjm

[LJ]
Cuban

[STAFF]
Varka

【Web】
http://twitter.com/anchoku_kagawa
http://anchokukagawa.web.fc2.com/

前売りもまだまだ承っております!
お気軽にご連絡ください!


以上、長文を読んでいただきましてありがとうございました!

2014年5月6日火曜日

MAX/JSP(jitter)のチュートリアル21に挑戦

ableton live suiteに付属のMAX for Live(MAX/MSP)での開発に挑戦しました。
結論から言うと何もできなかったんですがエラー対策に向かうまでのメモです。

【やりたいこと】
MAX for Live(MAX/MSP)で、Webカメラの映像を取り込む
jitterのチュートリアル21番に挑戦


【環境】
ableton live 9 suite
Windows 7 Home Premium(32bit)
Microsoft LifeCam VX-1000(Webカメラ)


まず覚書。本当に使い方がわからんぞMAX/JSP。

テキストが出るデバッグ画面っぽいのを出す方法
「Window」→「MAX Window」
で表示。というかこれデバッグ用の画面なのか?


では、jitterのサンプルを開いてみましょう。

jitterチュートリアルのウィンドウを起動。

21を選択。

Openを選択。


p_example_1をダブルクリック。サンプルが開かれます。

で、たぶんマイクの映像を開くであろうと思われる
「open」オブジェクトをクリックすると、MAXWindowに以下のエラーが。

「jit.qt.grab: could not create video channel -9405」

VDIGというものをインストールしました。
(あとQuickTime7も)
※下の方で書いてますが、VDIGは1.0.1でないとダメなようです。

で、VDIGをインストール後、再度openをクリック。
以下のエラー。
---------------------------
エラー
---------------------------
0Microsoft LifeCam VX-1000-WDM : Problem connecting Video Output to QuickTime
---------------------------
OK   
---------------------------


1.0.5ではダメらしい。(僕がインストールしたのは1.0.5だった)
ガビビーン!!

で、VDIGの1.0.1をインストール。
以下のエラー。

---------------------------
エラー
---------------------------
0Microsoft LifeCam VX-1000-WDM : SetFileName failed.
---------------------------
OK   
---------------------------

WinVDIGのQTCapというソフト上でもMonitorが真っ黒状態だし、
これはカメラの相性の問題…??

と、いうところで、開発は諦めてしまいました(^^;)
自由に逃げられるのが趣味の開発の醍醐味よ~~!

2014年4月17日木曜日

Traktor Kontrol S2のLEDメーターはプリフェーダー表示、ポストフェーダー表示に切り替えられる

Traktor Kontrol S2。
真ん中にLEDメーターがありますが、デフォルトでは
プリフェーダー(縦フェーダーを下げても音源の音量に応じて光る、
ABデッキ各々の音量レベル)表示になっていると思います。

プリフェーダー、現場でどこまで音が出ているか確認するのに
便利なんですがS2から最終的に出る音のレベルが
PCの画面でしか確認できないのも、つらいですね。
(画面上に表示されるレベルメーター、凄い小さいし…)

で、たまたま見つけたんですがあのLEDメーター、
ポストフェーダー(縦フェーダーを下げるとレベルも下がる、ABデッキ
両方の音が混じった、S2から最終的に出る音のレベル)表示にできるみたいです。

ポストフェーダー表示は、DJミキサーのメインのLEDメーター
(だいたい右上にあるやつ)表示みたいなもんです。たぶん。

やり方は以下のブログの記事をご参照ください。


こんなのもできるのね~。
設定画面でなんとなく知ってたけど、英語だから意味がわからず
読み飛ばしてました…。


※話がややこしくなるので今回の記事ではCDデッキの存在は無視してます。
 ご了承ください。

2014年1月7日火曜日

Traktorで解析したBPMをiTunesに表示する(続報)

TraktorでiTunesの曲を表示するとBPMとかレーティングがなんかおかしい


だいぶ前に上の記事に書きましたが、以前は

Traktorのライブラリに曲を入れる(BPMが解析される)

iTunesで再生

これだけで、Traktorで解析したBPMを
iTunes上に出すことができていました。


Traktorが2.6になって仕様が変わったんでしょうか。
一手間必要になったようです??

Traktorのライブラリに入れる(BPMが解析される)

曲を右クリック→Analyze(Asunc)で再アナライズ(★これが一手間)

iTunesで再生

でBPMがiTunesに反映出来ました。
(Traktor、iTunes共に起動しっぱなしでもいけました)
ただこれも、Traktorのライブラリに持っていくだけで
OKな曲もあるようで…。。よくわかりません…。
某EDMアーチストのアルバム数枚は手動解析が必要でした。
アニソンやJ-POPのアルバムは解析せずともBPMが表示されました…。
偶然かな…。。

上の手順、iTunes上でBPMが出ないという方は、試してみても
いいんではないでしょうか。

ちなみに、私の環境は以下です。
OS:Windows7 64bit
Traktor:2.6.5(R250)


あと、Traktorのプレイリストの曲は全選択してそのまま
iTunesのプレイリストにドラッグしても曲ファイルが重複せず、
Traktorのプレイリスト→iTunesのプレイリスト
という同期ができるようで。

下の方のツイートで知りました。
(ファイル、重複すると思ってました…)

2014年1月2日木曜日

TraktorにSLIP MODEが!(PioneerのCDJで言うところのSLIP MODE。seratoのLoopロールみたいなものです。)

みなさん年が明けましたね!
2014年もよろしくお願い致します!

私、今月来月とDJ予定が入っておりましてTraktorを使うのは
半年以上ぶりなのですが、今回ちょっと前のバージョンから
2.6.5にバージョンアップしました。

で、バージョンアップしたら見たことないボタンが増えてまして。
びっくりしますね。

で、なんのボタンなのかな~と思って調べてみました。

FLUX MODE…なんのことなんでしょうね。
で、調べてみたらどうもCDJのSLIP MODE機能らしいですと。


公式の説明は以下のページにありました。
(下の方に日本語PDFへのリンクがあります。)

なんと!遂にTraktorにもこの機能が!

簡単に説明しますと、FLUX MODEがOFFの場合

・曲の10秒地点でジョグダイアルを押さえて曲を止める
・そのまま5秒待つ(※待っている間はシーケンスバーは止まっている)
・ジョグダイアルを離す
10秒の地点から曲が流れる

なのですが、ONの場合

・曲の10秒地点でジョグダイアルを押さえて曲を止める
・そのまま5秒待つ(※待っている間もシーケンスバーは進み続ける)
・ジョグダイアルを離す
15秒の地点から曲が流れる

となるんですね。
曲が流れている最中にスクラッチしたり、バックスピンしたりしても
グルーヴを損ねにくいという機能です。

で、これの使い方を考えてたんですが…
声ネタやらワンショットを曲データの最後に仕込んでおいて、
そこにキューポイントを当てておく。
で、曲が流れている最中にキューポイントを
バシバシ叩くと面白いんじゃないかなと。
※すいません画像の「ホットキュー」は「キュー」の誤りです

というか、どうもiPad版のTraktorがパッドをバシバシ叩くのに向いている、
ライブ寄りな設計になっているみたいなので、それに併せてFLUX MODEを
実装したんじゃないの…?という気がしてきました。(^^;)
(iPad版にFLUX MODE機能が実装されているのかは知らないですが…)

ではでは。
今年もがんばっていきましょう!